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【転職 未経験】30代で未経験の転職は厳しい?おすすめの職種・業界

2021年8月22日

30代で未経験の転職は厳しい?おすすめの職種・業界

こんにちは、しょうです!

「30代、新しい業界・職種にチャレンジしたい!」、「30代の未経験での転職は厳しいの?」など、30代の未経験は厳しいと言われていますが実際はどうなのか知りたい!、可能性があるなら未経験の仕事に挑戦したいと思っている方向けに、30代未経験転職の可能性やおすすめのお仕事、転職のリスクを解説させて頂きます。

モンちゃん
こんな人にオススメ!

・30代で未経験の仕事に挑戦したい

・30代未経験転職の状況を知りたい

転職・求人サイトの「doda」の2021年2月の転職成功者の調査では、平均年齢は32.0歳であることが判明しました。30代になると転職は厳しいと言われていますが、転職の年齢層は上がる傾向にあります。

【引用】doda:コロナでどう変わった? 転職成功者の年齢調査【最新版】

自身の将来的なキャリア形成のために積極的に転職をするのも今後、必要となってくる時代になってきています。本記事では、そんな悩める方の特に30代の未経験転職にフォーカスした情報を発信していきます。

そもそも、転職すること自体を悩んでいる方は、以下の記事に転職について記載していますので、興味ある方はご覧ください。

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【転職したい】転職すべき人と転職するべきでない人・その時に取るべき行動

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■30代の転職の状況

30代といえば、まだまだ働き盛りの世代で、会社に属している方であればある程度の地位や大きな仕事を任せられる方がほとんどであると思います。採用企業としては、そんな30代の方に対して、新たな役職やプロジェクトメンバーなどを期待して採用を求めるケースも多々あります。実際に採用企業側としても若手や新卒は採用でき充足しているが、リーダークラスの人材が足りていないなどな悩みがあり、30代の次期管理職や役員候補になるような人材を外部から集めたいとのニーズがあります。現職と同じ職種や業界に転職する場合は問題なく転職はできますし、むしろ年収が上がったり、新たな役職についたりする可能性は高いため、転職して成功する機会は多いでしょう。では未経験の場合は、どうみられるのでしょうか?本記事では、そんな30代未経験の転職にフォーカスした内容を解説します。

■30代と20代の未経験転職の違い

30代と20代では、未経験転職に対して大きな違いがあります。そもそも、30代は20代と比較して、転職の募集自体も極端に少ない傾向にあります。また、20代は未経験の仕事に対して、潜在能力を重視した選考により、経験を問わず採用してくれる可能性が高いですが、30代の転職には、「即戦力」が求められます。それは、業界もしくは職種が未経験でも、それを補う経験やスキル・能力などを求められるということになります。そのため、20代に比べて未経験転職のハードルは高く、転職し辛いというのが現実としてあります。

■30代未経験転職のメリット

自分のスキルや経験を活かせる

即戦力を求められる30代ですが、未経験転職の場合は職種・業界の経験はなく、その面での即戦力は期待できませんが、その代わり前職で大きな成果を残している方や、管理職などマネジメントの経験がある方であれば、未経験でも転職できる可能性は充分にあります。さらに、その点を評価されて入社に至るため、自身の前職で身に付けたモノや経験が活かすことができ、活躍することができるでしょう。

出世や給与アップのチャンスがある

前職までの経験による期待値が高ければ、今の仕事よりも高収入・好待遇で入社でき、管理職・幹部候補など地位を与えられる可能性があります。上手く転職することで、今よりも良い条件での転職も可能なため、キャリアアップを実現することができます。

■30代未経験転職のリスク

年齢的なハンデがある

30代と20代を比較すると、人のポテンシャルによりますが、年齢的なハンデがあると言わざる得ないでしょう。30代は、社会人経験が豊富やプレゼン力、交渉力など、ビジネススキルが高い反面、体力面や知識やスキルの習得に関しては、20代より劣っている可能性があります。また、企業側からしてもそのように見られる傾向があるため、未経験であれば、若くて元気な20代を採用しようと考える企業が多くなるのは必然ではないでしょうか。

企業文化に馴染みにくい

30代にもなると前職での企業文化に染まっている、仕事の考え方ややり方が凝り固まっている傾向にあるため、転職先の企業で馴染むのに時間が掛かかるかもしれません。また、企業側からしても自社の企業文化に馴染みにくいと思われてしまう可能性が高いため、転職が不利な方向に動いてしまうことがあります。

社会的信用が低下する可能性がある

転職をしたばかりの場合は、会社の勤続年数が短いため、社会的信用が低いと思われる可能性があります。社会的信用が低いと住宅ローンを組むやお金を借りる際に審査が降りないことがあります。そのため、転職のタイミングについては、自身のライフプランに沿って、慎重に考えながら行う必要があります。

その次の転職が厳しくなる

30代で未経験の仕事に転職をして上手くいった場合、またその次に転職しようと思っても、転職が厳しくなる可能性があります。同職種・同業界であれば次の転職は可能ではありますが、また別の未経験の仕事に、転職をしようと考えるとかなり、可能性としては低くなってしまいます。そのため、30代での未経験の転職はこれが最後の転職と思って、覚悟を決めて慎重に転職活動することをオススメします。

■30代未経験転職のコツ

30代未経験転職のコツ

自身の経験やスキルをアピールする

20代と違って30代は、ポテンシャル採用ではないため、やる気や意気込みを話すだけでは効果がありません。30代になると前職での仕事で活躍した経験や身に付けたスキルをいかに、アピールするかが大事になります。それらは、転職先でも活かせる可能性があるため、転職先での親和性や活かせるための根拠があり、企業側に上手くアピールすることができれば、転職が有利に働くでしょう。

特定の仕事にこだわらない

30代の未経験の仕事はただでさえ就職先がないため、特定の仕事にこだわって転職活動をすると、円滑に転職が進まず、活動が長引いてしまう可能性があります。すると、モチベーションが下がり、年を重ねることで転職にますます不利な状況を作り出してしまいます。そのため仕事は幅広くみて、様々な可能性を検討するのがよいでしょう。

資格を取る

資格は取ったとしても実務に大きく影響しないと思われがちではありますが、こと転職に至ってはそんなことはありません。むしろ、資格を持つことでその業界に対しての知識がゼロではないことを効果的にアピールすることができます。また、どうしてもその業界で仕事がしたいというアピールになります。ただ、30代はスピーディーに転職をすることを求められるため、資格を取るのに長引いてしまい、時間を掛けるのも得策ではないため、そこに時間をかけるなら、転職活動を優先した方がよいでしょう。

■30代未経験転職におすすめの仕事

不動産/建築業界での仕事

住宅や商業施設、公共施設などの建築物や道路などに携わるあらゆる仕事が不動産/建築業界での仕事になります。未経験者採用に積極的な業界であり、未経験で入社したとしても宅地建物取引士資格(通称、宅建)などの資格を取ることでキャリアアップすることもできます。また、「人々の生活に密着した仕事」になるため、様々な業界職種の経験を活かすことができ、未経験者でも挑戦しやすい業界になります。

WEB業界での仕事

WEB系の会社は人気が高い業界になり、WEB業界で仕事をするには、経験・スキル・資格が必要だと考える人もいますが、実際は未経験でも転職は可能になります。なぜなら、仕事の幅が広く、専門的な知識がなくてもできる仕事があるからです。例えば、WEBマーケティングなど、広告運用や案件のディレクションを実施するような仕事であれば、未経験の採用を行なっている企業もあります。

また、世間的にWEB化が進行しており、WEB業界は今後もますます伸びる業界とも言われています。そのため、WEB業界はどの会社も人手不足になっており、未経験で募集している企業も増えているため、チャンスが多い業界になります。

ITエンジニア

ITエンジニアとは、情報技術(IT)を駆使してソフトウェアや情報システムなどの設計・開発・運用をおこなう技術者のことです。IT技術の発達により様々な職種が生まれ、IT技術を活用した動きをとる企業が活発化したこともあり、ITエンジニアの需要が高まっています。未経験では、無理ではないかと思われていますが、入社後に研修を実施してくれる企業も多いため、未経験でのチャレンジが比較的可能な職種になります。

今後もITエンジニアの仕事は増えていくとも言われているので、手に職を付けて長く仕事をしていきたい方にはオススメの仕事になります。

営業職

営業職は、未経験でも採用しくれる会社が多い職種になります。なぜなら、営業職は専門的な知識が必要というよりは、コミュニケーション能力やお客様の要望を叶えるためのプランニングをする能力を求められるからです。そのため、業界の知識が薄くても過去経験でそういった仕事をしていたやコミュニケーション能力が高い人材であれば、採用をしてくれる可能性があります。

介護・福祉             

日本では近年、少子高齢化が急激に進み、2021年現在、4人に1人が高齢者となっています。そのため、介護を必要とする高齢者が増えてきており、介護・福祉業界の需要が高まっています。この業界は、資格を持っていなくても仕事に就くことができるのが特徴で、介護の経験や知識より、コミュニケーション能力や体力を求められることが多い仕事なので、未経験でも転職しやすい仕事になります。

ただ、給料が安い、勤務時間が不規則だったりするため、慎重に選ぶのが良いかと思います。

接客・サービス業界での仕事

接客・サービス業界は、経験がなくとも採用してくれる企業が多いため、未経験でも挑戦しやすい仕事であるといえます。入社後研修があり、作業マニュアルが完備されている会社が多いため、未経験で挑戦するには良い仕事であるといえます。人と話しをするのが好き・接することが好きな方にとっては、非常に向いている仕事になります。

■まとめ

30代になると未経験転職は厳しいと言われますが、事実それなりに厳しい現実があるコトはおわかり頂けましたでしょうか。ただ、上記にも書いた通り、やり方によっては転職のチャンスは無数にあります。30代だからといって諦めず、積極的ににチャレンジしてみてはいかがでしょうか。少しでも参考にして頂きますと幸いです。

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しょう

大手食品メーカーの商品開発→人材業界のキャリアアドバイザー→WEBマーケティング業界で働いている、30代半ば現役WEBマーケターです。WEBマーケター・キャリアアドバイザーの経験を活かして、WEBマーケティングを中心に「仕事とは何か」、「キャリア(人生)をどのように考えるか」の情報を発信していきます。 ブログに対してのご質問や疑問などありましたらお問い合わせにてご連絡ください。 「ITパスポート・WEB解析士・Google広告認定資格(複数種)」の資格を保有しています。

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