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【仕事を辞めたい】仕事を辞めたい理由とそう思った時にやるべき行動

2021年8月1日

仕事を辞めたい理由とやるべき行動

こんにちは、

「会社に行くのが辛い」「土日も仕事のことが不安で気が休まらない」「給料が安い」「成果を認められない」など、仕事を辞めたい理由は人それぞれだと思います。

なぜ、辞めたいのか?どうすれば満足するのか?そんなことをいくら思っても、なかなか答えが出せない方もいるのではないでしょうか。今回は、そんな方に向けて仕事を辞めたい理由とそう思った時にやるべき行動を解説していきます!

モンちゃん

こんな人にオススメ!

・会社に行くのが辛いと思っている人

・仕事のモチベーションが上がらない人

・給料や待遇に不満を持っている人

■仕事とは

「仕事とはどういったものであるか?」皆さんは考えたことはありますでしょうか?

かの経営の神様とうたわれた松下電器の創業者の松下幸之助さんは、「仕事とは人の役に立つことだ」とし、人の役に立つその対価としてお金が支払われると常々語っていました。

人の役に立つことが仕事だという考え方はもちろん納得出来ます。では、自分のためについてはどうでしょうか?そもそも、自分がやりがいや満足感を感じながら仕事をしないとパフォーマンスを最大限に発揮することはできません。また、最大限にパフォーマンスを発揮しないとお客様にも満足して頂くことはできないでしょう。

やりがいや満足感を感じながら仕事をし、お客様に満足してもらい結果、人の役に立つことでwin-winの関係が築ける。これこそが仕事の本質であり、あるべき姿なのではないでしょうか。

■仕事を辞めたいと思う理由

仕事に対して人の役に立っていない、自分のためになっていないと感じた時に、人は仕事を辞めたくなるのではないでしょうか?では、厚生労働省が調査した「平成30年雇用動向調査結果の概況」と「平成30年若年者雇用実態調査の概況」の中から、実際に仕事を辞めた人の理由で多かったものを紹介します。

給料等収入が少なかった

「給料が低い」「ボーナスが出ない」など収入面に満足していない方が多いようです。平たく言ってしまうと「お金のない」方が多く存在しているのです。日本の物価の上昇率に比べて日本企業の給料は上がっておらず、貯金がなかったり、中には借金までしている方もいます。さらに、会社の給料も上がらないなどの事情があった場合、転職して給料を上げようと考える方も当然いるのではないでしょうか。

また養う家族がいる方であれば、なおのこと収入を意識して考えざる負えません。今後必要となる教育費や住宅ローンなどを計算すると、今の会社を辞めたくなる十分な理由になります。

労働時間、休日等の労働条件が悪かった

労働時間や休日も会社で働く上で重要な要素になります。日頃の残業時間が多いや休日出勤をしなくてはいけないなど、労働環境に対する悪条件を理由に離職する方も多いようです。また、近年ではワークライフバランスが叫ばれ、特に若者はこの考え方を重視する傾向があります。

「日頃の残業時間が長く、深夜まで仕事なんて当たり前」・「休日出勤も合ってまともに休めない」など、プライベートの時間がないなんてことになった際は、心身ともに疲れてしまいヘタしたら体調を崩したり、鬱病になる可能性もあります。会社を辞めたいと思う理由としては、十分な理由ではないでしょうか。

※会社を辞めるべき一番の理由として、ここが最も重要であると思います。会社の仕事より、何より自分の身体が一番大事です。本当に体調を崩したり、心が沈んだりした場合は、即会社に言って助けを求める、会社を辞めるなどの対処が必要になります。

職場の人間関係が好ましくなかった

職場の人と馬が合わなかったり、コミュニケーションが円滑に取れなかったりすることで離職する方が多いようです。仕事は一人ではできないことがほとんどのため、人と関わらないなんてことはできません。そんな中。職場の人間関係が悪いと円滑に仕事が進まなかったり、職場内での居心地が悪かったりするため、多大なるストレスを感じてしまうことでしょう。仕事は一日、数時間もしなければならず、そんな長時間ストレスを感じ続けていたら、良い仕事は出来ませんし体調を崩す原因にもなります。

また、単に嫌な思いをするだけでなく、「仕事で悩んでいることを相談できない」や「仕事を教えてくれない」など、仕事を遂行する上で弊害が生まれている場合も、会社を辞めるきっかけになり得ます。

仕事の内容に興味を持てなかった

「仕事に意味を見出せない」、「仕事が興味のないジャンルである」など、仕事そのものに興味を持てないということも仕事を辞める大きな要因になります。人は興味のないことに関しては記憶に定着し辛いため、仕事を順調に進めていく上ではその特性が大きな障害となってしまいます。何より、興味のないことって調べたり考えたりするのって苦痛ですよね。仕事を続けることで興味を持てたりすることもあるかとは思いますが、長く続けてみて興味が持てない仕事は、あなたに合っていない可能性があります。

また、冒頭で仕事は「人の役に立つ」ことだとお伝えしましたが、人の役に立っているのかわからない仕事は、それだけで辞めるきっかけになります。

能力・個性・資格を生かせなかった

入社前に想像していたのと違ったなんてことあるかと思います。やりたい仕事があり、そのために資格も取ったのに入社してみたら、求めてる仕事が出来なかったなんて、ことがあったら、そもそもなんで入社したんだっけと疑問が浮かんでくるのは必然でしょう。

また、自分のやりたいと思っていたコトや、得意なコトが出来ない環境であれば、自分自身の満足度や仕事に対してのモチベーションも低下してしまう原因になりますので、会社を辞める大きな要因になります。

■仕事を辞めたいと思った時にやるべき行動

仕事を辞めたいと思う理由は人それぞれですが、本当に辞めたいと思った時に、どう行動すべきかわからないなんて人もいるのではないでしょうか。そんな方のために本当に辞めたいと思った時に実施すべき行動を解説します。

会社を辞めたい原因を考える

まずはなんで会社を辞めたいのかを考えてみましょう。辞めたいと思った時にどう対応するかは、辞めたい理由に答えが隠れています。例えば、辞めたい理由が人間関係だった場合、会社を辞めずとも部署を異動すれば良いだけかもしれませんし、その解決方法はいくつかあります。そのため、なぜ辞めたいのかを一旦、冷静になって考えて整理し、解決策を考えることが一番の近道であります。

※もし、原因が多くて頭が整理できないなどがありましたら、紙に書くことをオススメします。紙にひたすら会社にいて嫌だと思ったことを書き綴ります。それをジャンル分け(人間関係、待遇など)したあとに、その中での優先度をつけてみてください。そして、優先度が高いものから順に解決できたら、どうなるかを考えてみてください。おのずと解決しなくてはいけないことが見えてくるはずです。

人に相談してみる

一人で悩んでも答えが出ない時は、思い切って人に相談をしてみましょう。人に話してみることで頭の中を整理ができたり、良いアドバイスをもらえるかもしれません。また、人は自分の環境を客観的に見ることが苦手な生き物です。大事な決断をする時には客観的みないと冷静に状況が把握できず、誤った判断や選択をしてしまう可能性があります。客観視をする一番早くて簡単な方法は、人に相談することになります。

相談相手はなるべく自分の信用のおける人で、身近にいて状況を把握している会社の同僚や先輩が好ましいです。そんな方が近くにいないのであれば、会社の人でなくても信用おける友人や家族に相談をしてみてください。その時は、なるべく自分の主観だけではなく会社の環境や周りの状況も細かくお伝えする方がより、偏りなく冷静な意見を聞けるかと思います。

会社に相談してみる

会社に相談することで解決できることもたくさんあります。例えば、給料に不満があるのなら、会社に「給料を上げて欲しい」と言ってみましょう。あなたが会社に必要とされている人材であるなら、会社を辞められてしまうと困るので、何かしらの対応を取って頂けることでしょう。

会社に対して何も言わないということは会社としては、何の不満もないと思われてしまい何の対応もしてくれません。辞めるということも考えているのなら、辞める前に会社に言いたいことを言いましょう。そこで解決できるのであれば会社に残れば良いし、解決できないのであればその時は本当に辞めて転職すれば良いだけになります。

転職する

自分の悩みや原因を解決するには、どうしても会社を辞める必要があるとなった場合、その時は潔く転職を考えましょう。同じ職種や仕事であれば、給料や待遇面で今より良くなる可能性は高いですし、全く違った業界で働きたいとなれば給料は下がるかもしれませんが、自分の興味の保てる業界の会社に就職すれば、最高のパフォーマンスを発揮することができるでしょう。

※一点注意なのが、今の会社を辞めた後に転職活動をするのはあまりオススメできません。辞めた後の方が転職活動はしやすいかもしれませんが、辞めてから次の会社に行くまでの無職の期間が長く続くと、その分転職するのが厳しくなってきます。

■まとめ

■仕事を辞めたいと思う理由

・給料等収入が少なかった

・労働時間、休日等の労働条件が悪かった

・職場の人間関係が好ましくなかった

・仕事の内容に興味を持てなかった

・能力・個性・資格を生かせなかった

 

■仕事を辞めたいと思った時にやるべき行動

・会社を辞めたい原因を考える

・人に相談してみる

・会社に相談する

・転職する

仕事は最低でも一日8時間働くことを考えると、一日の3分の1は仕事で埋まってしまいます。そのため、仕事に対しての不平・不満は最優先に考えて解決しなくてはいけない重要事項になります。

また、仕事に対しての決断は時間をしっかりと作って冷静に考えるのがベストでしょう。一人で悩んでもどうしても偏った考えになってしまいますので、誰かに頼ったり、本やブログでも良いので様々な情報収集をして、あらゆる可能性を考えることでより良い選択をすることができます。人生を豊かにするために仕事と真正面から向き合って、満足のいく選択をしていきましょう。

ちょっとでも、仕事に対して悩んでいる人の解決やヒントになれたら幸いです。

  • この記事を書いた人

しょう

大手食品メーカーの商品開発→人材業界のキャリアアドバイザー→WEBマーケティング業界で働いている、30代半ば現役WEBマーケターです。WEBマーケター・キャリアアドバイザーの経験を活かして、WEBマーケティングを中心に「仕事とは何か」、「キャリア(人生)をどのように考えるか」の情報を発信していきます。 ブログに対してのご質問や疑問などありましたらお問い合わせにてご連絡ください。 「ITパスポート・WEB解析士・Google広告認定資格(複数種)」の資格を保有しています。

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