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【転職 理由】「キャリアアップ」・「スキルアップ」など、転職理由の考え方とポイント!

2022年2月5日

「キャリアアップ」・「スキルアップ」など、転職理由の考え方とポイント!

こんにちは、しょうです!

転職理由は、人それぞれであるかと思いますが、様々ある理由の中、「どの理由を伝えるべきか」、「本音で話しても良いものなのか」悩まれている求職者の方も多いのではないでしょうか。

そんな求職者の方向けに今回の記事では、転職理由を考える上で、大事なことや考え方、ポイントを解説していきます。

モンちゃん
こんな人にオススメ!

・良い転職理由が思い浮かばない

・転職理由は本音で話してもいいの?

・転職理由を聞く目的を知りたい

転職理由とは

なぜ、今の仕事を辞めて転職をしようと思ったのか、転職の面接で必ず聞かれる質問の一つになります。答え方によってはマイナスに捉えられる、面接においては答えるのが難しい質問の部類に入ります。

また転職の面接においては、必ず聞かれる質問になりますので、答えられるように回答を準備することが必須になります。この質問を聞く理由としては、「あなたがすぐに辞めてしまわないか?」を確認するためのものなので、面接官の意図をしっかりとくみ取り、的確な受け答えができるように準備しましょう。

他にも転職のコツを知りたいという方は、以下の記事も参考になります。

職に成功する人と失敗する人の違い!転職成功のコツ!
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企業が転職理由を聞く意図

企業はなぜ「転職理由」を面接で聞いてくるのでしょうか。その意図を以下で解説します。

自社に合う人材かどうかを見極める

企業は、あなたが自社に合うかどうかを見極めるために、転職理由を質問してきます。例えば、辞める理由が会社の風土であったりした場合、自社がその風土と同じような企業だったら、その人は入社しても合わない可能性があります。

また対人関係が理由の場合は、入社したとしても、周りと上手くいかないのではないかと不安になり、採用してくれないでしょう。それらのように転職理由を聞くことで、ある程度のミスマッチを確認ができるので、企業側は質問してくるのです。

入社後、早期退職しないかを見極める

転職理由を聞くことで、あなたが仕事に対してどのように向き合い、何を優先しているのかを見極めようとしています。仕事の内容ややりがいなのか、対人関係なのか、その人の辞める理由によっては、忍耐力がなく長続きしないかもしれないとの印象を与えかねません。

何度も転職を繰り返していたり、在籍期間が短い職があったりする方は、特にその理由を企業側は気にします。理由によっては、不合格となる大きな要素になってしまう可能性があります。

転職理由考え方のポイント

ポイント1:ネガティブな解答にしない

転職理由で一番やってはいけないことは、ネガティブな回答をしてしまうことです。ネガティブな回答は、面接官にどうしてもマイナスなイメージを持たれてしまいます。

面接時間の約30分~1時間しかない中で、マイナスなイメージを少しでも持たれてしまっては、どうしても不利になってしまうため、なるべく理由をポジティブ変換して考えてみましょう。

ポイント2:転職理由を志望動機に紐づける

転職理由を志望動機と紐づけるのが効果的になります。「今の会社が嫌だから転職したい」のではなく、「貴社に入って、新たな仕事にしたいから転職したい」にすれば、それだけでポジティブな転職理由になります。筋も通っているため、納得のいく理由になります。

ポイント3:嘘はつかない

回答する際に、絶対嘘はついてはいけません。なぜならば、バレてしまったり、話しに矛盾があると、信用できない人であると思われてしまうからです。信用がない人を採用しようとする企業は絶対にありません。

そのため、嘘をついたり、大げさに言ったりすることは避けるようにしましょう。

ポイント4:言わない内容を決めておく

面接で言わない内容をあらかじめ決めておくのも、対策として役に立ちます。面接では緊張やその場の流れなどによって、言わなくてもいい余計なことを口走ってしまう可能性があります。

特にマイナスなイメージを持たれやすい「前の会社の不満」は、スッと言葉に出がちなので、これだけは言わないという内容を考え、頭に叩き込んでおきましょう。

ポイント5:キャリアアップ・スキルアップを理由にする

キャリアアップ・スキルアップは、ポジティブで一番良い理由になります。意欲が高い印象を与えることができるのと、入社した後も前向きに仕事をして、活躍してくれることを期待させることができます。

より、具体的であればあるほど、良いのでしっかりと考えて矛盾なく伝えるのがよいでしょう。

転職理由の具体的な答え方

ここでは、具体的な転職理由の答え方を記載していきます。転職理由を考える上での参考にして頂ければと思います。

キャリア・スキルアップを理由とした転職理由

転職理由(サンプル)

自身の今までのキャリアと今後の展望を考えた上で、自身をもっと成長させたいと思い転職を考えました。現在、○○として働いている上で○○力や○○力など、様々な力は身に付いたと思っています。これらの経験や能力を活かし、さらにステップアップをするために、○○に転職をすることで、○○と○○を身に付けていきたいと思い、転職を考えました。

前の会社が嫌で辞めるのではなく、自身のキャリアを考えた上で、ステップアップしたいという理由で転職を考えたとしましょう。そうすることでポジティブな転職理由となります。

ワークライフバランスを理由とした転職理由

転職理由(サンプル)

今の職場では仕事量が多く、一日12時間以上の労働が当たり前になっており、プライベートの時間も取れない状況でした。私だけではなく、会社全体でそのような状況が日常化していました。会社には何度か増員や外部企業へのアウトソーシングなどの提案をしてきましたが、受け入れらませんでした。自分の将来設計やライフワークバランスを考えた時に、今の会社で働き続けることは困難であると思い、転職しようと考えました。

ポイントとしては、会社での現状をわかりやすく記載するのとそれに対して、改善をしようと試みたことを記載することです。改善をしようともせずに、辞めることを選んだとしてしまうとマイナスなイメージを持たれる可能性があるため、改善の意思があり行動したことを伝えましょう。

給与のアップを理由とした転職理由

転職理由(サンプル)

給与水準が低く、生活をする上でゆとりがないことが転職を考えた理由です。給与も月19万円と同じ会社で5年働き続けていますが、5年間で給与は8,000円しか上がっていません。給与を上げる制度も整っておらず、給与をあげるにも難しい状況です。何度か給与について、上司にも相談をしましたが、一向に改善はされず、将来設計を考えると今の会社で働き続けることは困難であると思い、転職をしようと考えました。

具体的な現在の給与と今後も改善が見込まれないことを伝えることが大事です。あくまでも今の仕事や会社は好きだが、給与が問題であることだけを伝えるようにしましょう。また、実際にいくらくらいあれば、転職に踏み切るのかも、企業側は聞いてくる可能性もあるため、根拠と一緒に用意しておくようにしましょう。

まとめ

今回は、転職に必須の質問の中で「転職理由」に特化した内容でご説明しました。転職理由は、どうしてもマイナスに捉えられがちになるため、内容や伝え方などは、誤解を与えないようにしっかりと考えることをオススメします。また、周りの人やエージェントなどを利用して客観的にみてもらうのも一つの手になります。少しでも参考になれば幸いです。

エージェントのことをもっと知りたいという方は、以下の記事が参考になります。

転職エージェントとは? メリットから未経験の方の始め方まで
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しょう

大手食品メーカーの商品開発→人材業界のキャリアアドバイザー→WEBマーケティング業界で働いている、30代半ば現役WEBマーケターです。WEBマーケター・キャリアアドバイザーの経験を活かして、WEBマーケティングを中心に「仕事とは何か」、「キャリア(人生)をどのように考えるか」の情報を発信していきます。 ブログに対してのご質問や疑問などありましたらお問い合わせにてご連絡ください。 「ITパスポート・WEB解析士・Google広告認定資格(複数種)」の資格を保有しています。

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