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【仮想通貨 種類】仮想通貨の種類は?どんなコインがあるのかその特徴や活用方法を解説

2022年10月18日

仮想通貨の種類は?どんなコインがあるのかその特徴や活用方法を解説

こんにちは、しょうです!

「仮想通貨(暗号資産)」のことはだいぶ皆さんも認知しているかと思いますが、たくさん種類があり過ぎてどの仮想通貨を購入すれば良いかわからず迷っている方も多いかと思います。本記事はそんな「仮想通貨(暗号資産)」について、どんな種類があるのか、将来性までわかりやすく解説します。

モンちゃん
こんな人におすすめ!

・「仮想通貨(暗号資産)」って何?

・仮想通貨の種類を知りたい

・仮想通貨の将来性は?

■仮想通貨(暗号資産)とは

「暗号資産(仮想通貨)」とは現物のなく、電子データ上でのみ取引が行われるデジタル通貨のことになります。仮想通貨は円やドルのように硬貨や紙幣などの現物があるわけではなく、ブロックチェーンという仕組みを使って、データ上のみでやりとりが行われるというところが大きな特徴になります。

仮想通貨の特徴は以下の記事でも記載していますので、興味のある方はご覧ください。

「仮想通貨暗号資産」とは何か?-仕組みからメリットまで解説
【仮想通貨/ビットコインとは】「仮想通貨(暗号資産)」とは何か?初心者必見!仕組みからメリットまでわかりやすく解説

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■仮想通貨(暗号資産)の種類はいくつある?

仮想通貨(暗号資産)の種類は、有名なところだけでもビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、NEM、イーサリアムクラシックなど様々あり、現在20,000種類を超える仮想通貨が存在しており、その数は今も増え続けています。ただ大多数の仮想通貨は価値があまりないものが多く、投資や仮想通貨としては使えず、かつ保有していてもあまりメリットはないといえます。

■仮想通貨(暗号資産)の種類

ビットコイン (Bitcoin:BTC)

ビットコイン

ビットコインは最初に作られた仮想通貨と言われており、知名度も高く、仮想通貨の中でも時価総額が最も高い通貨になります。現在作られているアルトコインの元祖となっているのがビットコインです。2021年には時価総額750万円以上になるなど、価値も高く話題になり、仮想通貨の投資の際にビットコインで稼がせてもらったという方も多いのではないでしょうか。また、実店舗でも活用できる店もあるため、将来的に電子マネーのような形で広く一般の方が活用するようになる可能性がある仮想通貨になります。

イーサリアム(Ethereum:ETH)

イーサリアム

イーサリアムは、スマートコントラクト(自動契約技術)を導入しており、あらゆる取引がブロックチェーン上でできるのが特徴になります。時価総額ではビットコインに続く2位の仮想通貨になります。なおスマートコントラクトとは、契約・取引について「特定の条件が満たされた際に、決められた対応が自動的に行われる」など、契約・取引の自動化を指した機能になります。契約や取引内容がブロックチェーン上に記録されるため、情報改ざんの防止となることが特徴となります。また、メタバースで使われている仮想通貨としても有名です。

ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash:BCH)

ビットコインキャッシュ

ビットコインキャッシュは、ビットコインの処理速度の遅さなど問題を解決するために作られた仮想通貨になります。ビットコインは利用者が劇的に増えたことにより、取引履歴などがデータ上に格納できず送金遅延が起こるという問題が深刻化していました。これを解決させるために作られたビットコインキャッシュは、データ容量がビットコインの約32倍までになり、ビットコインの取引速度の遅さを解決しました。

ライトコイン(Litecoin:LTC)       

ライトコイン

ライトコインは、ビットコインキャッシュと同様にビットコインの問題を解決するために作られた仮想通貨になります。ビットコインの承認時間が長いという問題を解決する目的で作られました。承認時間が長い問題を解決したライトコインは、少額決済に向いた実用性を重視した設計になっているのが特徴です。ビットコインよりも手数料が安価で、その将来性を見込まれ、ペイパルに決算手段として導入されたことも大きな特徴になります。

リップル (Ripple:XRP) 

リップル

リップルは、送金に特化した仮想通貨と言われています。その理由として、低料金で高速な取引ができるのと2つの異なる通貨を通した送金を得意としていることから「ブリッジ通貨」とも呼ばれています。それにより、世界を股に掛けた送金の取引の大半がリップルを使ったものとなっています。またリップルは、イングランド銀行など、いくつかの国の中央銀行が採用していることから、世界中が注目しています。

ステラ・ルーメン(StellarLumens:XLM)

ステラルーメン

ステラ・ルーメンは仮想通貨では珍しく、中央集権型の仮想通貨になります。SDF(ステラ財団)という非営利団体が管理・運営をしており、大手企業とも連携しているため、安心感のある仮想通貨になります。決済を目的として作られており、個人間の送金がスムーズに行うことができ、決済スピードの速さにも定評があるのも特徴になります。

イーサリアムクラシック(EthereumClassic:ETC)

イーサリアムクラシック

イーサリアムクラシックはイーサリアムが大元になっており、分裂してできた仮想通貨になります。イーサリアムのハッキング事件を機に、セキュリティ強化やIoTプラットフォームの改善が開発されたことが分裂のきっかけになります。今後拡大が期待されているIoT分野が発展することで需要が高まるのではないかと注目されています。

ネム(NewEconomyMovement:NEM)

ネム

ネムは、全ての人が平等に自由な経済活動を作るためのプロジェクトを目的とした仮想通貨になります。ネム独自のコミュニティがあり、根強い人気がある仮想通貨です。仮想通貨の中でもセキュリティが強固なのも特徴になります。「mijin」というネム独自のブロックチェーンは、物流管理、医療などあらゆる分野で利用されていることで注目が集まっています。

ベーシック アテンショントークン(BasicAttentionToken:BAT)

ベーシックアテンショントークン

ベーシック アテンショントークとは、WEBブラウザを提供するbraveが開発した独自トークンで、「brave」を利用することで仮想通貨を得ることができます。ブラウザ「brave」の特徴は、通常の広告をブロックする代わりにbrave独自の広告を配信し、ユーザーはその広告を表示するかしないかを選択することができます。表示を選択したユーザーが仮想通貨を得ることができるサービスとなっています。

クアンタム(QTUM)

クアンタム

クアンタムは、ビットコインの匿名性とイーサリアムのスマートコントラクト機能など、良い点を組み合わせたような仮想通貨になります。2つの仮想通貨の特徴を組み合わせるのは困難なことですが、クアンタムはそれを実現している通貨になります。必要な分のブロックチェーンだけをダウンロードすることができる機能(ライトウォレット)を採用しているため、動作が軽く高速な処理が可能なことから注目されています。

モナーコイン(Monacoin/MONA)

モナーコイン

モナーコインは、日本で開発され、ビットコインの6倍の処理速度を誇り、高速で取引をすることができる仮想通貨であるとされています(公式ページより)。日本国内で、コミュニティが強く、根強い人気があるのも特徴になっております。モナーコインは現在、ニコニコ動画やpixivの投げ銭として利用されていることでも有名です。

リスク(LSK)

リスク

リスクは分散型アプリケーション開発のためのプラットフォームで活用される通貨になります。処理速度の高さやシステムの安全性がある仮想通貨として注目されています。また、Microsoftとパートナーシップを結んでいるため、ますますの発展が期待されています。ステーキングという、一定期間保有するだけで報酬を受け取ることができる運用方法ができることでも人気を集めており、投資初心者の方にもおススメの仮想通貨になります。

エンジンコイン

エンジンコイン

エンジンコインはオンラインゲームの「Enjin Platform」で発行され、使用できる仮想通貨になります。eスポーツが盛り上がりつつあり、プロゲーマーなどゲームでお金を稼ぐことも可能な時代となる中で、Enjin Platform上のエンジンコインを通して、取引ができることが特徴です。様々なオンラインゲーム内で取引できることから、すでに多数のオンラインゲームでエンジンコインが利用されています。

■仮想通貨(暗号資産)の将来性

仮想通貨の将来性についてですが、仮想通貨業界全体の将来性としては高いといえるしょう。ここでは、そんな明るい将来性を一部ご紹介します。

仮想通貨で決済できる店が増加

仮想通貨の将来性が高い理由としては、決済できる店舗が増加していることにあります。。海外では数々のチェーン店が導入を増やしています(例:スターバックス・コカコーラ・ケンタッキー・ピザハットなど)。それに合わせてビットコインATMの数も世界中で増加しています。また『PayPal』では、BTCだけでなくETH・LTC・BCHなどでも決済が可能で、アプリにも仮想通貨決済機能が追加されました。

送金手段の利便性

仮想通貨は海外への送金が容易であったり、迅速に送金できることでも注目されています。例えば海外送金する際、通常の金融機関を使って実施すると、送金までに数日かかりますが仮想通貨なら数十分〜数時間で送金が可能になります。

また仮想通貨の方が手数料も安くなりやすいので、海外送金する時に活用されています。直近では、ウクライナへの支援金や寄付金を仮想通貨で実施したことでも話題になりましたが、そういった利便性も仮想通貨の将来性が高い理由の一つになります。

多くの企業が参入している

様々な企業が仮想通貨のビジネスに参入しているのが、将来性が高い理由の一つになります。2021年には「株式会社ネクソン(東証一部上場)」が1億ドルのBTCを購入したり、トヨタ自動車や三菱東京UFJは、イーサリアム企業連盟に加盟したりと様々な企業が仮想通貨ビジネスに参入しています。他にもエンジンコインは、サムスンやMicrosoft社などの企業と提携しています。メルカリも自社開発の仮想通貨であるメルコインを立ち上げました。

メタバース上で仮想通貨を活用できる

仮想空間で売買・サービスや取引ができる「メタバース」にて仮想通貨を活用することができます。メタバース上では、様々な企業が参加しており、日々様々なサービスを体験しています。そのメタバースで使用できる通貨が仮想通貨で、メタバースの市場も今後増えていくと言われており、それに伴い仮想通貨の需要も高くなっていくと想定されています。

■仮想通貨(暗号資産)はいくらから投資できる?

仮想通貨はニュースで見たりしていると、購入するのに数百万円かかると思っている方も多いのではないでしょうか。例えばビットコインは1BTCという単位で数百万円しますが、実際に購入する際は、1BTC単位ではなく、0.001BTCなどの細かい単位での購入が可能になります。そのため、その時々の価値によりますが、数千円で購入することができます。「コインチェック」では、さらに安価に購入することができ、500円くらいからビットコインを購入することができます。

■仮想通貨(暗号資産)におすすめの口座

仮想通貨を取引できる取引所は様々ありますが、ここではオススメの取引所をご紹介していきます。

DMM Bitcoin

DMM Bitcoin

DMM Bitcoinは、インターネット事業で様々なサービスを提供しているDMMグループの仮想通貨取引所になります。運営会社が大手企業かつFX口座の運営実績もあり、高いセキュリティノウハウを持っていますので安心して利用することができます。

また、レバレッジ取引に特化している特徴もあり、20種類もの暗号資産のレバレッジ取引を行うことが可能です。そのため、少ない資金しかなくても大きな利益を狙うことができます。DMM Bitcoinは販売所なので板がなく、かつスプレッドが狭いため、初心者でも簡単かつ低コストで始められるのです

GMOコイン

GMOコイン

GMOコインは、東証一部上場企の「GMOインターネットグループ」を親会社に持っているため、安全性や信頼があります。取扱銘柄数が22銘柄と国内最大級の数の仮想通貨を取引することができます(2022年10月現在)。操作が簡単で初心者にもわかりやすく取引ができる仕様となっており、レバレッジをかけた取引ができる「暗号資産FX」も利用ができます。

また、多くのトレーダーに愛用される高機能チャート「TradingView」を採用しているため、様々なテクニカル分析ができることもGMOコインのメリットです。

Coincheck

コインチェック

Coincheckは東証一部上場企業「マネックスグループ」を親会社に持っている会社のため、安全性・信頼性は抜群です。また、取り扱っている仮想通貨は16種類以上となり、運営加社も金融庁に登録されている会社となっています。

Coincheckは、初心者でもわかりやすいようにユーザーインターフェースがシンプルになっています。チャートも見やすく、迷わず操作が出来るのが大きな特徴となっています。最短「10秒」でワンコインという少額から仮想通貨を買うことができるため、初心者の方に特におすすめの仮想通貨取引所となっています。

■まとめ

最後まで、お読み頂きありがとうございます。本記事では「仮想通貨の種類」について解説させて頂きました。仮想通貨を実用的に活用したい人も、今後の投資として使いたい人もいるかと思いますが、保有するコインの特徴を抑えておきつつ、購入することをオススメします。少しでも参考になれば幸いです。

  • この記事を書いた人

しょう

大手食品メーカーの商品開発→人材業界のキャリアアドバイザー→WEBマーケティング業界で働いている、30代半ば現役WEBマーケターです。WEBマーケター・キャリアアドバイザーの経験を活かして、WEBマーケティングを中心に「仕事とは何か」、「キャリア(人生)をどのように考えるか」の情報を発信していきます。 ブログに対してのご質問や疑問などありましたらお問い合わせにてご連絡ください。 「ITパスポート・WEB解析士・Google広告認定資格(複数種)」の資格を保有しています。

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