【Lステップとは】 Lステップって何？メリットや料金、活用事例まで！

こんにちは、しょうです！

Lステップというものを皆さんも一回は聞いたことがあるのではないでしょうか？「LINEのサービスでしょ」や「副業に使えたりできるんでしょ」とざっくりとしたことはわかっていても、具体的には知っている方は少ないのではないでしょうか。本記事はそんな方のためにLステップの基礎から構築方法、料金などをわかりやすく解説します。

■Lステップとは

Lステップとは、LINE公式アカウントを活用して顧客の育成や集客・マーケティングを行うために機能を拡張した配信スタンドのことです。「ステップシナリオ配信」、「リマインダ配信」、「セグメント配信」など、LINE公式アカウントにはない機能が多数あり、マーケティングにより特化したツールとなっています。LINE公式アカウントを効率化できるMAツールみたいなものです。

Lステップは、飲食店や美容院、ECサイトや不動産などといった様々な業界の集客に活用されています。

画像引用：【公式】Lステップ

■Ｌステップでできること

Lステップの便利な機能は複数あります。ここでは機能の一例をご紹介します。

シナリオ配信

あらかじめ登録・設定しておいたメッセージを決められたシナリオ・スケジュールに沿って自動配信する機能です。例を上げると「お店を予約してくれたユーザーに対して、その2日後にクーポンを配布、予約の前日に予約の再確認メッセージの送付、利用後にアンケートの送付など」シナリオを組んでのメッセージ配信ができます。このようなシナリオ複数組むことであらゆるパターンのユーザーに対して適切なアプローチをすることができます。

セグメント配信

ある一定の条件で絞り込んだユーザーにのみメッセージを配信することができる機能です。年齢や性別などのいわゆるデモグラ系のセグメントはもちろん、エリアを指定したり、ある一定の行動（動画を視聴した人、商品を購入した人など）をしたユーザーに対してセグメントすることもできます。

リマインダ配信

予約した説明会やセミナー、セール開催や来店予約などの直前に予定を見逃さないようにメッセージを自動配信する機能になります。一人一人の予約日時に合わせて自動でメッセージが送れるため、ドタキャンやキャンセル率を減らすことを期待できます。また、企業側でスケジュールを管理したり、メッセージを送る手間を大幅に削減することができます

自動応答

事前に登録したキーワードに沿って、友達登録したユーザーがメッセージを送信すると、設定したメッセージを自動で返信する機能です。例えば、ユーザーの「いつから」というメッセージに対して「17時にオープンです！」と返信するように登録しておけば、自動で返信をしてくれます。

リッチメニュー

リッチメニューとは、トークルームの下部にある6つほど並んでいるメニューのことです。デザインの自由度が高く、「WEBサイトへの誘導」、「クーポン」、「地図アプリ」などを固定表示させることができます。

画像引用：【公式】Lステップ

回答フォーム

アンケートおよびお問い合わせフォーム、お申込みフォームなどを作成し、配信する機能です。入力項目の自由度は高く、蓄積された情報やデータを元に新たなセグメントを設定することができ、配信に活用することができます。

友だち管理

登録してくれたユーザーの年齢・性別・住所・電話番号や問い合わせ情報・商品の購入などの行動履歴などの項目について管理ですることができます。この友だち管理の機能や蓄積されたデータを活用してセグメント配信をすることもできます。

顧客管理

Lステップで集めた一人ひとりの情報や行動は、カルテのように個別に蓄積されていきます。この情報は、セグメント配信やほかのマーケティング施策をより効率化するためのヒントとなってくれるはずです。もちろん、情報はエクスポートすることも可能で、MAツールとしてだけではなく、情報を収集・管理するためのCRMとしても活用できます。

行動のスコアリングと分析

ユーザーのLステップ上での行動をデータとして蓄積することができます。例えば、メッセージの開封率やボタンのクリック数、購入の回数などの行動履歴を記録し、スコアリングすることで見込みのある顧客を点数化することができます。スコアが高いユーザーを購買・来店意欲が高い顧客と設定して、効率的にアプローチできます。

■Ｌステップのメリット

一人一人に合ったメッセージの配信ができる

Lステップではアンケートや問合せ内容を元にユーザー毎に情報を集めて、一人一人に興味のあるメッセージの配信を行うことができるため、ユーザーの満足度と売上を同時に高めることに期待ができます。

メッセージの自動配信によってコストの削減できる

Lステップを活用することでLINEの個別メッセージの配信を自動化することができます。設定をしておけば人の手を使わずにすむため、人件費や運用コストの削減ができます。友だちの数が多くなれば、その分メッセージのやりとりや対応が発生するので一定数の対応を自動でできることは大きなメリットになります。

営業活動を自動化できる

Lステップには登録して頂いたユーザーに対して、登録後のあいさつから購入・登録までの流れや誘導ををあらかじめ設定できます。設定さえしておけば、後はLINEの友達登録をしてもらうだけで自動的に顧客への興味や関心を引き、ユーザー一人一人にあった最適なプランを提案して売上に繋げることができます。

営業マンの行動の一部を自動で担ってくれるので、人件費などのコスト削減や人手不足解消に期待ができます。

■Ｌステップの料金プラン

Lステップの料金プランは、月の配信数によって変動があります。2022年9月時点での料金プランをご紹介します。

スタートプラン

スタンダードプラン

プロプラン

Lステップを実際に始めたいとお考えの方は、登録手順について記載した以下の記事も参考になるかと思います。

【Lステップとは】 Lステップの登録方法や手順を図や説明でわかりやすく解説

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■Lステップの活用事例

最後に、Lステップを活用し、成功した企業の事例をご紹介します。他社の取組を参考にぜひLステップを活用してみてください。

D2C（ネット通販）：FUTURE FOX

キャンプ用品を販売するD2C企業のLステップの活用した例になります。LINE登録直後のアンケート回答で２０％オフクーポンをプレゼントする手法を取り入れたことで、LINE登録率アップや見込客から顧客への早期引き上げを実現できました。

またキャンプ初心者に向けた解説記事や商品紹介ページから購入ページへ誘導する仕組みを作りブランドに対するファン化の実現やリッチメニューでは顧客・見込客からの要望をいつでも受付できる流れを取り入れたことで、悩みやニーズを商品開発に反映できるリサーチ導線を自動化するなどでプラスαの効果も高まった。

参考元：https://linestep.jp/lp/01/case_13.html

ネイルサロン：爪スパサロン

新規集客から予約、顧客管理、CRMまでを一元管理！

SNSとLINEのみでリピート率80%の高稼動を実現！

新規集客から予約管理、顧客情報管、CRMまで一元管理できるネイルサロンのLステップの例になります。新店の集客で大手サイトは利用せず、SNSとLINEのみでリピート率80％、LINEのブロック率1.4%の高稼動を実現しました。

秘訣は、友だち登録前、来店前、来店後の各ステップでサロンのUSPを徹底的に活かした配信設計です。具体的には、LINEプロフィールページでUSPを伝え共感を生む。友だち登録アンケートでニーズをキャッチする。来店後のフォロー配信で高評価の口コミだけをGoogleに集める。これらを自動化し、顧客満足度の高い集客の仕組み化ができました。

参考元：https://linestep.jp/lp/01/case_16.html

■まとめ

本記事を最後までお読み頂きありがとうございました。「Lステップ」とはどんなものかをご理解頂けましたでしょうか？Lステップを使うことで誰もが、集客や作業の自動化できる仕組みを持つことができる便利なツールです。プランによっては安価で利用することもできるため、個人で事業を運営されている方やフリーランスの方など、様々な方が利用することができます。少しでも参考にして頂けますと幸いです