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【仕事 自己肯定感】自己肯定感とは?自己肯定感が低い原因と高めるためのコツ!

2022年2月19日

自己肯定感とは?自己肯定感が低い原因と高めるためのコツ!

こんにちは、しょうです!

「いつもネガティブに物事を考えてしまう」、「人と比べてしまい落ち込んでしまう」なんて悩まれている方、多いのではないでしょうか。私自身も周りの同僚や友人を見て、

モンちゃん
会社の同僚は出世してるし、仲間も多くていていいなー。

友人は年収が高くて、うらやましい。

なんて思って、落ち込んだりしている時もありました。こういった考えは自己肯定感が低い方によくみられる思考回路になります。

自己肯定感が低いと人生において幸せを感じにくく、仕事のパフォーマンスにも影響が出てしまいます。今回はそんな悩みを持っている方向けに、自己肯定感が低くなってしまう原因と高めていくためのコツをご紹介します。

モンちゃん

こんな人におすすめ!

・いつもネガティブに考えてしまう

・他人と比べてしまい落ち込みやすい

・自分を好きになりたい

■自己肯定感とは

自己肯定感とは「自分を肯定する感覚」のことをいいます。他者との比較や自己否定などをせず、自分自身を認め尊重することで自分の価値を感じることができることを指します。

具体的には「自分に価値があることを認識している」、「自分の力を信じている」、「自分は大切な存在だとわかっている」など自分を認めてあげている状態を心から感じていることをいいます。

■日本人は自己肯定感が低い?

日本人は欧米諸国と比べて、自己肯定感が低いと言われています。

平成30年度の内閣府が調査した結果でも、「自分に満足している」という人の比率は、欧米諸国で70%~80%台がほとんどなのに対して日本では約45%。

「自分には長所があると感じている」という人の比率は、欧米諸国では80%~90%台なのに対して日本では約62%といずれの指標でも低い値となっています。

私は自分自身に満足している
自分には長所があると感じている

その理由として欧米諸国では「自分に自信を持てる子」が良い子であるとされているが、日本人は「他人への思いやりや共感」できる子が良い子であるとされる考え方の違いから生まれていると考えられています。

■「自己肯定感」と「自信」の違い

自己肯定感とよく似た言葉に「自信」がありますが、自信は自分の今までの功績や成功体験から生まれる根拠のあるものに対して、「自己肯定感」はそういった根拠がなくても自分を肯定できる状態になりますので、似てはいますが全く違う意味を持った言葉になります。

ここで大事なのは、何か功績や成功しないと自分を認めることができないわけではないということです。自分もここを勘違いしていましたが、自己肯定感は何か実績を残さないと高まらないわけではないと知って、心が軽くなったのを覚えています。

■自己肯定感が低いとどうなる

自己肯定感が低い方は自分を認めることができないため、行動は消極的になり、新しいことにチャレンジすることもできなくなってしまいます。

また一度失敗をすると同じことに再度チャレンジする時に「また同じ過ちを繰り返してしますのではないか」と思ってしまい、あらゆるチャンスを逃したり、損をしてしまったりします。

上記みたいな理由もあり、自己肯定感が低い人は「幸せ」を感じにくくなるとも言われております。逆に自己肯定感が高い人は「今日はいい天気だな」や「今日のご飯美味しいな」といったような、日常的なちょっとしたことを素晴らしいと思うことができるため「幸せ」だと感じる機会が多いのが特徴になります。

モンちゃん
皆さんは、自己肯定感が高いのと低いのどっちが良いと思いますか、、?

断然、自己肯定感が高い方が良いと思いますよね。

■自己肯定感が高い人の特徴

自己肯定感が高い方が良いとわかっていただけたかと思いますが、実際に自己肯定感が高い方にはどういった特徴があるのかをご紹介します。

主体的に行動することができる

自己肯定感が高い方は、自分の決断や考えに迷うことなく行動することができます。周りの評価や目を気にすることがないので、思い切ったことができたり、自分の信じた通り動くことができます。

周りに人が集まる

自己肯定感が高い方はポジティブな人が多く、周りの方に魅力的にみられることが多くあります。また「この人なら何かをやってくれる」という期待感を持たせてくれる方が多いため、必然と周りに人が集まってきます。

行動や言動がポジティブである

自己肯定感が高い方は、一様にして行動や言動がポジティブな方が多いです。他の人の長所を見つけるのも上手くて、新しいアイデアや挑戦に対しても成功することを前向きに捉えることができます。例え、チャレンジに失敗したとしても、今後の成功の糧になると感じることができる超ポジティブ人間である人が多いです。

■自己肯定感が低い人の特徴

反対に自己肯定感が低い方の特徴も見ていきましょう。

行動が消極的になる

自己肯定感が低い人は行動が消極的になります。自分を肯定することができないため、「自分がやったら失敗する」や「どうせ、自分なんて」と思ってしまい、一歩踏み出すことができなくなってしまいます。また、周りの目を気にしてしまうため、目立つ行動を避けるようになる方も多くいます。

他人と比較するクセがある

自己肯定感が低い人の多くは、他の人と比べて落ち込んでしまう方が多くいます。人と比べてしまうのは、自分が価値のある人材であることを他の人と比較することで、確認しようとする思考から生まれます。他人と比較して自分の優位性を確認することで、自分の価値を感じようとするのです。

自己肯定感が高い人は、根拠がなくても自分を肯定することができますので他の人と比べる必要がありません。そのため人と比べることを最初からしないのです。自己肯定感が低い人は人から褒められ、羨ましがられたりすることで承認欲求を満たすため、他者がいないと成り立たなくなってしまいます。

承認欲求が強く、他社に依存してしまう

自己肯定感が低い人は自分で自分を肯定することができないため、他者に褒められたり、認められることで自分の価値を確認します。そのため承認欲求が強い方が多く、高級品を身につけたり、武勇伝を語ったりすることで他者との優位性を見出そうとします。

また他者に認められることが中心になってしまうので、主体性がなくなってしまうことが多いです。そのため意思決定の基準が「他者から変に思われないか」で判断をするようになってしまいます。

■自己肯定感が低くなる理由

自己肯定感が低い方は、過去に自己肯定感が低くなる理由が必ずあります。「幼少期に褒められる経験が少ない」や「兄弟姉妹が多く、他の人と比較されることが多かった」などの周りから肯定される機会が少ない場合に、自己肯定感が低くなる可能性があります。

自己肯定感は、幼少期に育まれることが多いため、幼少期にそういった体験が多い方は、自己肯定感が低くなってしまいます。

■自己肯定感を高める方法

自己肯定感

自己肯定感が低い理由を突き止める

まずは、自分の自己肯定感がなぜ低いのかを考えましょう。自己肯定感が低くなった理由は必ずあるはずなので、それを見つけることが第一歩です。

原因がわかればそれだけでも効果がありますが、解決の糸口にもなります。自分がどんな時にネガティブなってしまうのか自虐的になってしまうのかを把握することで、いざそうなった時に冷静に対処が出来るようになります。

「言葉の力」で自己肯定感を高める

自己肯定感を高めるには褒められる機会を増やすことが重要になります。しかしなかなか褒められようとしても、そう都合よく周りから褒めてくれることはありません。そのため自分のことは自分で褒めるようにしましょう。

やり方は簡単で、毎日鏡の前の自分に向かって「いいじゃん」「イケてる」など、自分を褒めてあげましょう。本当に思っていなかったとしてもやってみてください。口に出すだけでポジティブな気分になれ、自己肯定感も高まります。

「刺激の力」で自己肯定感を高める

人は毎日同じことを過ごしていると自己肯定感が低くなる要因になります。その対策としては、日々の行動に「刺激を与える」ことが重要になります。刺激を与えるには「散歩」が効果的と言われています。

散歩をすることで「セロトニン」という幸せホルモンが体内に分泌されます。セロトニンは「癒し・安心ホルモン」とも呼ばれ、多く分泌されるとリラックスできたり、楽観的になり精神が安定することに役立ちます。

また、散歩をするときはいつもと違う道を歩いてみましょう。違う道を歩くだけで新しい景色やお店などを見ることができるので、それだけでも刺激になり、「セロトニン」が多く分泌され自己肯定感を高めることができます。

充分な睡眠を取る

睡眠不足になると体力もなくなり、自己肯定感が低くなる要因となります。そのため、最低でも7時間以上充分な睡眠を取るようにしましょう。

また、眠くなった時に無理をして仕事をしたりすると自己肯定感が低くなってしまいますので、その時は仮眠を取るなどして無理をしないようにしましょう。

日記で感情を吐き出す

その日にあった悲しみや怒りなどを溜め込まないで吐き出すようにしましょう。友人や家族にその愚痴を話せれば良いですが、頻度が多いとめんどくさいと思われ、嫌われてしまう要因にもなります。

そんな時におすすめなのが日記に書くことです。その日に感じた悲しみや怒りなどの感情を日記に書き出すようにしましょう。それを行うだけでも感情が整理され、ストレス解消になり自己肯定感も高くなります。

出来たこと良かったことを紙に書き出す

今日一日「できたこと」「良かったこと」を2つ3つ紙に書き出すようにしましょう。自分ができたことを実感することで、自信にもつながり、それが自分を肯定することにもなりますので、自己肯定感を高めることができます。

■まとめ

今回は、自己肯定感について解説をしていきました。自己肯定感の低さに悩まれる方も多いと思いますが、高めるための方法はありますので安心してください。本記事で記載したのはほんの一部になりますので、まだまだたくさんのやり方があると思います。

また、一番大事なのは、これらの紹介した方法を「習慣化」することです。それを毎日やるだけでもっともっと自己肯定感が高まり、理想の自分に近づくことができるようになるでしょう。少しでも参考になれば幸いです。

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しょう

大手食品メーカーの商品開発→人材業界のキャリアアドバイザー→WEBマーケティング業界で働いている、30代半ば現役WEBマーケターです。WEBマーケター・キャリアアドバイザーの経験を活かして、WEBマーケティングを中心に「仕事とは何か」、「キャリア(人生)をどのように考えるか」の情報を発信していきます。 ブログに対してのご質問や疑問などありましたらお問い合わせにてご連絡ください。 「ITパスポート・WEB解析士・Google広告認定資格(複数種)」の資格を保有しています。

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