こんにちは、しょうです!
仕事で失敗ばかりして、落ち込んでしまう、眠れないなんて経験、誰もが一度くらいはあるのではないでしょうか。完璧な人間なんていませんので、誰しも失敗をしたりするのは当たり前です。そうは言っても、実際に失敗が続いたりすると、どうしても考えてしまったり、落ち込んでしまうものです。
今回は、そんな方に向けて仕事で失敗ばかりして、落ち込んだ時の切り替えのコツなどを解説していきます!
・仕事で失敗ばかりしている
・失敗が続き、落ち込んでいる
・仕事のことを考えて眠れない
・切り替えるコツが知りたい
仕事をしていると、ミスや失敗をしてしまうなんてこと、誰しもが経験あるかと思います。人間なので、どうしても失敗をしてしまうものですが、その仕事の量にも影響があります。
会社側の考え方として、生産性を上げ・利益を生み出し続けるために、従業員の能力が1だとしたら、1.2~1.3くらいの負荷が掛かるように仕事を振ります。また、昨今では企業同士の差別化や、顧客の求めるアウトプットのハードルが上がったことも相まって、仕事の量は増えている傾向にあります。自分の能力に対して、かかる負荷が上まっていれば、ミスや失敗をしてしまうのは必然であると言えましょう。
本記事では、失敗は誰しもがやってしまうものなので、その時にどう考えて行けば良いのかまた、落ち込んだ時にどうやって解消していくかをわかりやすく解説しています。
■仕事で失敗してしまった時に考えること
失敗した時の状況を把握する
仕事で失敗をしてしまった時は、どうしても冷静でいられないものです。しかし、その時にこそ落ち着いて状況を把握しなくてはいけません。それは、状況を正確に把握することで、その後のフォローなどを的確に行え、挽回できたり・ミスによる損害を緩和できたりするためです。また、組織に属している人であれば、その失敗により本来あるべき姿に対して、どのような相違があるのか、どのような被害があるのか、関係者の認識はどうなっているのか、を上長に正確に報告しなくてはいけません。そのため、失敗した時こそ冷静に状況把握しておく必要があります。
失敗した時のフォローを考える
失敗した時に誰にどういった迷惑が掛かるのかを考えます。そして、これ以上被害が大きくならないようにどういった対策がとれるのかを考え、迅速に連絡・対応をします。失敗をしたら、叱責を受けることがほとんどであるとは思いますが、フォローが迅速で素晴らしい場合は、逆に顧客の信頼を得る可能性もあります。そのため、フォローは迅速に適切に行うことを念頭において、対応していくことが重要になります。
失敗した原因を考える
フォローまで、的確に行えたら最後は、二度と同じ失敗を起こさないように、なんで今回のミスが起きたのか原因を考えます。失敗には明確な原因が必ずあるものです。それを曖昧にせずに真の原因を追求することで、同じミスを起こし辛くするのと、自分の理解にも繋がりますので良い成長の機会になるでしょう。
■仕事で失敗して落ち込む要因
自己嫌悪を感じてしまうため
失敗をしてしまったために、自分はなんてダメな奴なんだろうと思ってしまい、落ち込むことが多いのではないでしょうか。これは、自分の理想と思っている姿とのギャップが大きいがために起きてしまいます。さらに、そのギャップが大きければ大きい程、落ち込み具合も比例して大きくなります。
また、自己嫌悪してしまうのは、完璧主義の方や真面目な方が多いです。それに加え、自己理解が低い方の場合、理想を大きく掲げ、出来もしないことをできるだろうと思うことで、理想とのギャップを生んでしまいます。
否定や厳しいことを言われるため
失敗をすると、自分を否定される言葉や厳しいことを言われるのは必然でしょう。それに対して、自分が反論の余地がないと、落ち込んでしまうものです。失敗をしてしまい自分に非がある場合、厳しいことを言われるのは仕方がないことなので、潔く受け入れる覚悟を決めましょう。覚悟があれば、ある程度ダメージは少なくなるものですから、何を言われるか想定をしておくことで落ち込み辛くなります。
懲戒免職や減給の恐れがあるため
失敗をして一番恐れるのが、懲戒免職や減給などの会社で行われる処分ですよね。ミスを起こしてしまった後に落ち込んでも仕方がないので、反省の色をしっかりと会社に見せて、その後のフォローなど迅速に適切に行うようにしましょう。一番やってはいけないのが、失敗やミスを隠す・嘘をつくことです。後でバレたら処分が重くなるのと、誰もあなたを信用しなくなります。また、嘘をついた罪悪感と後でバレるのではないかと常にビクビクすることになるので、精神衛生的にも良くありません。そのため、いざ失敗した際には、社会人として真摯に対応することが大事であると念頭におきましょう。
■仕事で失敗して落ち込んだ時の切り替え方
ポジティブに考える
失敗をしたことをポジティブに捉えるようにしましょう。仕事でミスをしたばかりなのでどうしてもポジティブに考えられないかもしれませんが、そんな時こそ前向きに考えるのが重要になります。一度、失敗してしまったことはその原因さえハッキリしていれば、二度目は同じことを起こすことはないでしょう。そのため、今回のミスは自分の今後の教訓として活かされることになるので、「自身の成長のために役立った」と思えばいいのです。起きてしまったことは仕方がないので、それをポジティブ変換して次に繋げましょう。
他人は自分にそこまで興味がない
他人は、自分が思うほど自分に興味を抱いていないことを知りましょう。例えば会社で、重大なミスを起こした場合、会社のみんなから白い目で見られていると思ってしまいますが、実際は周りの人はそこまで気にしていません。
後で冷静に考えれば自分も社内のメンバーのトラブルをそこまで深刻に考えていないと思うのですが、ミスをした当事者かつ、そのトラブルの最中であるとそうは思えないものです。心の底からは思えなくても、その時に意識することが大事なので、「他人はそれほど自分に注目していないものだ」と意識すれば、落ち込み辛くなり気持ちもラクになります。
人に話しを聞いてもらう
人に話すことで自分の状況を整理でき、客観的に見ることができます。冷静に考えたら自分はそこまで悪くないや、ネガティブに考え過ぎていたと思えることは多々あります。失敗したばかりだと、全て自分のせいだと思い込んでしまいますが、人に話すことで正確に状況把握でき、客観的な意見をもらうこともできるため、切り替えるきっかけにもなるでしょう。
また、人は話したい生き物なので、話すことでストレス解消にもなるため、話しにくいことではありますが、信頼できる友人や先輩、家族に話しをしてみましょう。
外に出て散歩する
落ち込んでしまったりすると、家に籠り気味になる方も多々いるかとは思いますが、そんな時は、無理やりにでも身体を起こして、散歩でも何でもいいので外に出て日光を浴びることが大事です。人は日光を浴びることで、「セロトニン」という物質を生成します。セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、ストレスを解消してくれ、落ち込んだ気分を晴らしてくれます。逆にセロトニンが不足すると、ストレスや疲労、不眠、仕事への意欲低下、うつなどの症状がみられる場合がありますので、落ち込みを助長してしまいます。そのため、週3回、1日15~30分程度で良いので、外に出て日光を浴びましょう。
時間が解決してくれる
失敗をしても「時が解決してくれる」ことがあります。過ぎてしまえばどうでも良くなってしまうのが人です。不必要な記憶や過ぎた記憶は薄まって、感心がなくなるものです。時間が経てば落ち込まなくなると思っていれば、自然と心が軽くなります。どうしても自分の中で整理ができなくても、時が経てばどうでも良くなると思えば、切り替え早くなるのではないでしょうか。
死ぬこと以外はかすり傷
幻冬舎の編集長である箕輪厚介さんが書いた「死ぬこと以外はかすり傷」という本がありますが、私も何度も救われた言葉になります。どんなに大きな失敗をしたところで仕事であれば殺されたりすることはありません。言葉の通り、死ななければ何度でもやり直せるし、違う道を探すなど、たくさんの選択をすることができます。これを思っているだけで、気持ちも自然とラクになってくるのではないでしょうか。ちなみに私は、失敗した時は、この言葉を口ずさむようにしていました。
会社の優秀な人材は、落ち込む時の切り替えが上手であったりしますが、そんな優秀な人の日頃の習慣も参考になるかと思います。興味のある方は、以下の記事もご覧ください。
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【優秀な人材】優秀な人が日常的に行っている習慣
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■仕事で失敗した時の対策方法
仕事のミスの要因によりますが、失敗をしてしまった時の対策を以下に記載しました。今後の参考にしてみてください。
メモをとる
仕事のミスで多いのが、やるべきことやっていなかった・忘れたことではないでしょうか。そんな時は、こまめにメモを取ることを徹底しましょう。ただメモを取るだけでなく、そのメモを見返すクセや、後で見返しても意味が理解できるようにメモを取りましょう。また、タスクだけを記載するノートを一冊用意して、それを見れば全てのタスクがわかるようにまとめるようにしましょう。
ツールを活用する
タスクをメモできる様々なツールが存在していますので、それらを上手に活用しましょう。例えばGoogleだとカレンダーやタスクをメモできるツールがありますので、それらを活用して、メモをとっておけば抜け漏れをなくすことができます。さらに、通知機能を活用することで定期的にお知らせすることができ、〆切などの期限があるものに関しては、期限がおくれないようにアラートを出すことができます。
人に頼る
自分だけではどうしても忘れてしまうのであれば、一緒に仕事をしている関係者に頼るのも一つの手になります。大事なことは共通認識としてこまめに共有しておいたり、チャットなどの共通のツール上で連絡をとり、記録を残したりすれば忘れ辛くなります。さらには、関係者からアラートを上げてくれる可能性もあります。また、本当に忘れたらマズいことは、スケジュールが近くなったら自分に言って欲しいとお願いするのも良いでしょう。
いつもと違うことに気付く
ミスが起きる時はたいてい、いつもとは違うことをしなくてはならない時が多い傾向にあります。その時は、「いつもとは何が違うのだろうか」、「それが違うことでどういったリスクがあるのだろうか」など、あらかじめ考えておくことでトラブルの可能性を減らすことができます。少しでも普段と違うと感じたら、あらゆるリスクを考える癖を身につけましょう。
失敗の原因明確にする
当然のことと思う方も多いかとは思いますが、原因を明確にすることが最も重要な対策になります。失敗を繰り返してしまう人は違った事象であっても、原因は同じである可能性が多々あります。そのため同じ失敗を二度と起こさないためには、失敗の原因を明確にして、自分がどの点でミスを起こしやすいのかハッキリさせ、似たようなことが起こる際には、気付けるように整理しておくことが重要になります。
■まとめ
今回は、失敗ばかりしている人の原因やそれに対する対策、落ち込んだ際の立ち直り方をご説明しましたが、自分に当てはまることはありましたでしょうか。失敗しやすい人は、過去に失敗した時のことを整理できていなかったり、自己理解が低かったりすることがありますので、それらをしっかりと整理して、考えをまとめることが同じ失敗を起こさない重要な要素であると思います。少しでも参考になれば幸いです。
仕事で落ち込んで、仕事を辞めたいと思った時に参考になる記事が以下にありますので、ご興味がある方はぜひご覧ください。
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【仕事を辞めたい】仕事を辞めたい理由とそう思った時にやるべき行動
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